セミナー概要
インターネットによる取引が膨大になっている時代、中国サイバーセキュリティ法(网络安全法)は2017年6月1日に施行されました。そのうち、ネットワーク主要機器が重要な部分になっています。中国市場に販売する際、国家レベルの強制認証とされており、国家標準GB 40050-2021(ネットワーク主要機器のセキュリティに関する一般的な要件)に基づき、指定ラボの試験、認証を受けなければなりません。
「GB 40050-2021」は、国家市場監督管理総局国家標準化管理委員会により、2021年8月1日から適用することを公布しました。
しかし、多くの日系企業は、中国サイバーセキュリティ法の詳細や、ネットワーク主要機器のセキュリティに関する一般的な要件、規格(GB 40050-2021)の内容をよく理解していません。
そのため、中国情報通信研究院(CAICT:China Academy of Information and Communications Technology)が日本企業向けに緊急セミナーを開催します。
本セミナーでは、ネットワーク主要機器と中国サイバーセキュリティ法の関係を紹介する上、「国家標準GB 40050-2021(ネットワーク主要機器のセキュリティに関する一般的な要件)」の詳細を紹介いたします。
また、中国情報通信研究院に直属するラボ「泰爾実験室」(CTTL:China Telecommunication Technology Labs)での試験、認証に関する詳細な紹介と、日本での試験の申請方法を公開いたします。
*Critical network devices security common requirements
開催概要
開催時間: 2022年9月29日(木) 15:00-17:00 (東京)
主催者: 株式会社デザインアーキテクチャー
共催者: 中国情報通信研究院(CAICT)/中国泰爾実験室(CTTL、ちゅうごくたいじじっけんしつ)
開催方法: オンライン(Zoom、逐次通訳)
価格: 無料
講演内容
15:00-15:05 技術認証とネットワークセキュリティの重要性
講演者:中国駐日本国大使館 科学技術参事官 洪 志潔
15:05-15:15 日本企業が中国進出で困らないために
講演者:株式会社デザインアーキテクチャー 代表取締役 吉田 正二郎
《略歴》九州松下電器(株)、パナソニック(株)で合計33年間勤務。海外勤務時は、コードレス電話機の開発、帰国後は新規海外メーカー開拓、ODMメーカーの開拓に従事。2022年8月より(株)デザインアーキテクチャーの代表に就任。
15:15-15:25 ネットワーク主要機器と中国サイバーセキュリティ法との関係
講演者:中国情報通信研究院(CAICT) 副院長 魏 然
15:25-15:35 中国泰爾実験室(CTTL)の紹介
講演者:中国泰爾実験室(CTTL) 王暁磊
《略歴》高級エンジニア、中国情報通信研究院泰爾システム実験室市場開拓部副主任、主に実験室の対外市場開拓、ビジネス協力を担当している。移動通信、短距離通信、無線ネットワークカバー等複数のエリアで研究に従事し、リーダーシップとして業界標準、団体標準等10項目以上の作成をしてきた。
15:35-16:35 「ネットワーク主要機器のセキュリティに関する一般的な要件」規格(GB 40050-2021)の紹介、試験方法と認証プロセス
講演者: 中国泰爾実験室(CTTL) 副総工程師 張 治兵
《略歴》高級エンジニア、中国情報通信研究院泰爾システム実験室副チーフエンジニア(副技師長)、主にネットワーク重要設備安全、サプライチェーン安全、工業制御安全、商用暗号アプリケーション等多領域研究に従事し、国家標準、業界標準、団体標準20項目以上をリーダーシップとして編制作成、専門技術論文10数編を発表した。
16:35-16:40 日本からの試験と認証の申し込み方法
講演者: 株式会社デザインアーキテクチャー マーケティング部長 前沢 秀樹
《略歴》ローム(株)で23年間勤務。台湾に10年、韓国に2年の海外駐在経験を基に、帰国後は中国のマーケット開拓等に従事。2019年に(株)デザインアーキテクチャー入社。
16:40-16:45 日本における試験、認証の申請代行窓口のオンライン調印式
中国情報通信研究院泰爾システム実験室 主任(代表) 周 開波
《略歴》中国情報通信研究院泰爾システム研究室主任、高級エンジニア、電気通信端末産業協会(TAF)ネットワーク機器技術・セキュリティ作業部会議長。通信網とインターネットの標準・テスト研究に長年従事し、実験室のサイバーセキュリティ研究責任者。 ネットワーク設備の安全研究において20年以上の経験を持つ。
株式会社デザインアーキテクチャー 代表取締役 吉田 正二郎
16:45-17:00 質疑応答
↓↓お申し込みはここをクリック↓↓
コメント